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「日々の記録を治療に活かす ― シンクヘルスの活用について」

[2026.04.30]

糖尿病の治療では、診察室で測定する血糖値やHbA1cだけでなく、日々の生活の中での変化を知ることがとても大切です。

たとえば、体重、血圧、歩数、食事、血糖値、CGM(リブレ2やデキシコムG7)のデータなどは、患者さんの毎日の生活を映し出す大切な情報です。
しかし、これらを紙の手帳や記憶だけで振り返るのは、なかなか大変なこともあります。

当院では、健康管理アプリ「シンクヘルス」を活用し、患者さんの日々の健康情報を診療に役立てる取り組みを行っています。

シンクヘルスでは、体重・血圧・歩数・血糖値などを記録できるほか、CGMのデータとあわせて日々の変化を確認することもできます。
診察時には、こうした記録をもとに、血糖が上がりやすい時間帯や、生活習慣との関係を一緒に振り返ることができます。

また、チャット機能を活用することで、診察と診察のあいだの情報共有にも役立つ場合があります。
「家ではどうだったか」「食事や運動でどのような変化があったか」といった情報を、より具体的に診療へつなげることができます。

糖尿病の治療は、医師が一方的に決めるものではなく、患者さんご自身の生活に合わせて、一緒に考えていくものだと考えています。
シンクヘルスは、そのための“見える化”の道具のひとつです。

記録がすべて完璧である必要はありません。
まずは、できる範囲で体重や血圧を入力することからでも十分です。
日々の小さな記録が、治療方針を考えるうえで大きな手がかりになることがあります。

当院では、患者さん一人ひとりの生活に寄り添いながら、データを活用したわかりやすい糖尿病診療を目指しています。
シンクヘルスの利用にご興味のある方は、診察時にお気軽にご相談ください。

 

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